突然ですが、私Mini子、今日から歯列矯正を始めました。
歯列矯正はもう5,6年以上前から興味がありました。でも出産や育児のタイミングとかぶらないようにと思ったり、私の場合は下の歯が軽度の叢生という程度なので、そこまで印象も変わらないし、やらなくてもいいかなとあきらめたり、、矯正歯科も専門医のカウンセリングに2件行って、何軒も回って悩んでいました。
でも、とうとう、えいっと始めました。
キレイラインか、インビザラインか
マウスピース矯正の適用があるということで、キレイラインかインビザラインかを迷いました。
とりあえず、マウスピース生活というものに自分が耐えられるのかを試すために「お試し」という初回1回だけマウスピースを作ってくれるプランがあったキレイラインを契約して、2週間マウスピースをしました。
案外いけるじゃん
お菓子をひっきりなしに食べている自覚があったのですが、何とか間食を1日2回までに減らすことに成功。いや、それでも1日5食なんですがね。
マウスピース生活ができることがわかったところで、矯正をこのままキレイラインで続けるか、インビザラインにするかでまた悩みました。(そう、Mini子は優柔不断なのです)
そして、インビザラインに切り替えることにしました。よって、キレイラインはお試しだけで継続せずに、マウスピース生活もいったん終了。そして別の矯正歯科でインビザラインを申し込み、2か月後くらいの本日、正式に矯正を始めました。
あくまで私のケース(軽度の叢生)に関して、インビザラインとキレイラインのメリット・デメリットは以下の通りかなと思います。
メリット | デメリット | |
インビザライン | ・マウスピースのクオリティが相対的に高い(歯茎に合わせた形、適度な弾力性) ・アタッチメントによる細かな調整が可能 ・インビザライン社のデータやシュミレーションを使える | ・検査から計画作成、マウスピース開始まで2か月弱かかる(医院による) ・相対的に価格が高い |
キレイライン | ・手軽、1回だけお試しプランがある ・何と言っても価格が安い(私の場合はインビザラインの約半分) ・自分の満足が行くところで治療を終了できる | ・きめ細やかな調整ができない(アタッチメントがないので、ねじるような動きができない) ・マウスピースのクオリティが低い |
その他、マウスピースの硬さについては、
インビザラインのマウスピースは、キレイラインで言えば「ソフト」程度の硬さで、厚みはやや厚い感じです。インビザラインのリテイナー(保定装置)が、キレイラインの「ハード」ほどの硬さという印象でした。
また、動かす速度は、
インビザラインは1枚のマウスピースあたり0.25㎜と発表されています。それに対して、キレイラインの方が、全体枚数が少ない分1枚当たりに動かす量は多く、私が通っていた歯科では0.3-4㎜と説明されました(公式資料には数字を見つけられませんでした)。
私がインビザラインに変えた決め手は、相談に行った矯正歯科で、インビザラインのマウスピースを触ったことでした。弾力が、無いようである。クオリティが違うなと素人ながら思ったのでした。
そして、インビザラインは歯茎に沿った形で造られているために、マウスピースが歯茎を圧迫して痛い、という状況が生じないこともよいと思いました(私はキレイラインのマウスピースが歯茎に当たって痛く、やすりで削ったりしていました)。また、同様の理由から、発語に支障が出にくい(あくまで個人の感覚)があります。
私はインビザラインにしましたが、キレイラインの「お試しプラン」があったからこそ、最初の一歩を踏み出してマウスピース生活のイメージを持つことができました。キレイラインは、矯正の敷居をぐっと下げたと思います。
アンキローシス(骨と歯の癒着)の疑い?
歯列矯正を長い間迷っていたもう一つの理由は、ひとつ心配な歯があったことでした。一番動かしたい前歯が、キレイラインをお試しでやっていた時に、1週間以上マウスピースを付けて、ほかの歯がすっかり慣れたころでもずっと違和感が消えなかったのです。
それをインビザラインの矯正歯科で相談したところ、こう診断されました。
アンキローシスの疑いです。この歯は動かないかもしれません。それでも矯正したいですか?
いや、この歯が一番引っ込めたいんじゃ。
それが動かないなら矯正の意味ないし。そもそも「の疑い」ってなんだ?弁護士が言うところの「~ということが考えられますが、最終的な判断は裁判所が行うものです」みたいなやつ?
調べてみると、アンキローシス(骨と歯の癒着)というのは、1万人に1人程度?にしか生じず、また確定診断は実際に矯正をしてみないと分からないらしい。
歯科の先生はプラン変更を勧めています。同じ専門職として、「疑いがない」とは100%言えないし、安全策をとりたい気持ちは分かる。だが、「疑いがある」からと言って、矯正の最大の目的をぱーにするくらいのプラン変更をするのか、、
とか、心の中でもやもや30分くらい迷ったのですが、でも、一度火(やる気)が付いたものはなかなか消せずに、
はい、それでもやりたいです
将来、子どもの歯を矯正するという話になった時に「私はあきらめたのに、、」とかそういう嫌なことは考えたくない。
自分がやりたいことはやる!の精神で、始めてしまいました。
まとめ
歯科矯正って、慣れるまでは生活のエフォート30%くらいは奪われる(少なくとも私の場合は)ものですが、早く慣れてあまり気にならなくなるといいな。
子育てや、仕事のための時間はかけられても、純粋な自分になかなか時間はかけずらい。そんな時でも、ただマウスピースを付けているだけで自分にいいことができる気分になれるところが気に入っています。
今年の自分自身のための最大のプロジェクトになりそうです。